Shoot!! 2蹴
「疲れたー!!」
は自分の為に用意してもらった部屋に入ると、
すぐにベットの上にダイブした。
しかし其処でさっきの事を思い出しまた笑ってしまう。
それは自己紹介が終わり、選手達の殆どが風呂に行ってしまった時・・・
「あれ、ちゃん部屋に行かへんの?」
は会議室に残っている恒靖に話しかけられた。
「叔母と話したいので待ってるんです。
残業があるとかで・・・ 宮本さんはどうしたんですか?」
「その前にツネって呼んでくれへん?堅苦しい呼び方好かんねん。
俺はこの通りだからさ、一人で入るわけ。」
恒靖が自分の骨折中の鼻を指さして言う。
その時恒靖が急にニヤっと笑ってに聞いた。
「ところでちゃん、何で叔母さんが姉さん呼ばれてるか気にならへん?」
が思い出してみると叔母は選手全員に”姉さん”と呼ばれていた。
確かに気になったのでが頷くと
「それは姉さんが『あたしをババア扱いしたら殴るわよ?』
って笑顔で言ったからです。」
そう言うのは後ろから頭をタオルで拭きながら出てきた浩二。
「中田さん、ツネさん本当ですか!!??」
「ああ、ホンマやで。
俺が先言おう思てたのに・・・ くそー面白いわ!!」
「ってかツネさんばっかずるいスよ!!ちゃん俺も浩二ね、浩二。」
「じゃあ浩二さん、本当ですか?」
浩二と恒靖が顔を見合わせて笑って言う。
「あの時の姉さんはマジ怖かったなぁ。なぁコージ?」
「アレはもう・・・ババアっつーか鬼婆スよね。」
「ん?ちゃんどうした?」
はもう口が開かなくなっていた。
その理由は2人の背後に
「誰が鬼婆ですって?」
笑顔の叔母が立っていたから。
見た瞬間に青ざめる恒靖と浩二。
「げ!!姉さん!!!」
「じょっじょじょ冗談スよ!!!」
「・・・ちゃん、積もる話はまた明日ね♪」
大きな音で扉がしまり呆然と一人残される。
そこに3人と入れ違いで年宏が入って来た。
「またあの二人姉さんに何か言ったな・・・」
「また?」
「毎日のように姉さん怒らせてるんだよ。
たいがい悪戯っ子だよなぁ。」
「あ、あの服部さん、 叔母が姉さんって呼ばれてるのってどうしてなんですか?」
はさっき浩二達が言っていた事を話した。
それを聞いて爆笑する年宏。
「鬼婆?ははっ!!それは姉さん怒るわけだ。嘘だよ嘘。
あだ名の理由は簡単。俺らにとって本当に姉さんみたいな存在だからだよ。」
「信頼してるんだなぁ・・・」
はそんな事を考えながらベットに潜り込んだ。
1週間の間に出来るだけでもそんな信頼関係を結べたらなと思いながら。
そして眠りに就く。
一方その頃選手達は全員英寿の部屋に集まっていた。
酒も入りいい雰囲気。
そこで敦がふと呟いた。
「ちゃんて可愛いよな〜・・・」
「ヤナもそう思った!?俺も絶対ぇ可愛いと思う!!」
「俺も同感。明日あたり彼氏いるか聞いてみようかなぁ。」
便乗する隆行と崇史。
そこに冷静なつっこみを入れるのは松田直樹。
「でも年下過ぎねえスか?」
「その点俺は余裕スよ。3つしか離れてませんからv」
「8歳差かぁ・・・全然OKだよなぁ・・・」
「イチはいいとしてアキさん!!??」
「おいおい、本気で大学1年生に手出すなよ?」
ツッコんだ和幸と真面目な隆三が言った時、雅史登場。
「愛に年の差は関係ないのサ☆」
「ゴンさん・・・」
苦笑して言う満男。
「でもこの中でちゃんと一番親しいのは俺!!
俺もう浩二さんって呼ばれてんもん♪」
話を変えるように言った浩二の言葉が逆効果。
一番怒ってるのは潤一。
浩二と親友な分憎さ百倍。
「何でコージがそんな親しげに呼ばれてんのや?」
「イナ、コージだけじゃないぜ?俺も・・ツネさんvvv」
2人がと、皆が入浴中に話をした事を暴露する。
羨ましそうな顔をするその他の選手達。
声には出さないものの実は俺が一番話してんだけどね。と、
心の中で言っている年宏。
「あ―――!!俺も明日からイナさん言うて貰う!!」
「俺も伸二さんがイイ!!!」
「?・・・ヒデ、どうした?」
喋らず水割りを飲み続けている英寿に正剛が聞いた。
軽く呼吸して笑顔で言う英寿。
「いや、どうでもいいんスけどね。
・・・何で俺の部屋なんだろうって(笑)」
こんな事があったのもつゆ知らず、 大人気のは初仕事の日を迎える。
絶対言っておかなければならない事!!
此処に出てくる選手さん達は全員未婚設定です。
じゃないと恋愛に発展させられないので・・・
ってか名前だと分かり難いですね〜(笑)
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