unite 16


「「お待たせいたしました・・・」」


ギクシャクしながら坂田と角田が
に料理を運んできた。


「ありがと〜2人とも!」
がにっこりと微笑む。
その笑みにつられ、
坂田・角田も自然と笑みが漏れる。



「また欲しい物あったらいってな!」
角田が“敬語”を使うのを忘れてそう言うと
後ろに座っていた勇樹が一蹴り。
ジロっと隼磨が睨む。



「欲しい物ありましたらなんなりとどうぞ。」
少し引きつる笑顔で坂田がそう言う。
その横では蹴られた足をさする角田。
「うん。ありがとう。」
がもう一度笑顔でそう言うと
2人は照れたような笑みを残して
自分たちの席へ戻っていった。



「お疲れ、2人とも!」
笑いながら2人を迎えるのは充、大悟に永嗣
「普段敬語なんか使い慣れてへんから  
散々やったわ〜」
阿部さんに蹴られるし、と
そう言うのは誠。
「でもちゃんの笑顔の為なら  
あーゆうバツゲームもいいかも・・・。」
「それわかる!」
坂田が呟いた一言に賛同する誠。



「バー当て外してよかったぁ〜」
「えー俺ヤダよ。5周走るの疲れるじゃん」
そういう坂田に、間髪いれずに言うのは大悟。
「俺も走るの嫌かも。」
大悟と同意権なのは、永嗣。



「わかってねぇなぁ!なぁカク!」
「わかってへん、わかってへん!」
「「ちゃんの笑顔が見れるんなら5周くらい軽い!」」
2人が声を合わせて言う。
他の3人は適当に返事をして
自分たちが持ってきた食事を口に運んだ。



は持ってきてもらった料理を
口に運びながらテーブルのメンバー
直哉・直宏・遼一・剛と雑談を交わす。



「そう言えば、初めてじゃない?このメンバーで話すの。」
「そうだね。」
の発言に、遼一がそう言って頷くメンバー。
「煩いメンバーいないし新鮮でしょ?」
ニッコリと笑顔でそういうのは直宏。



「あはは。考えてみればそうかも。」
が笑って答える。
「でも、怖いッスよ・・・俺。  
後ろからの視線が痛いです・・・」
怯えたような声でそういうのは直哉。
直哉の後ろには、ガン見する隼磨の姿が。



「あー・・・ハユ?睨んでるよ、めちゃくちゃ。」
苦笑交じりでそう言ったのは剛。
はぁ、と直宏がため息をついて
「ハユ。負けたお前が悪いんだから  
睨むのやめろって!菊地が怯えてるから!」
直宏にそういわれ、しぶしぶ直哉から目を話す隼磨。



「俺、次から外した方が良いですか・・・?」
隣の席の遼一に、直哉が尋ねた。
「んー?大丈夫だって!そんな心配しなくても。多分。」
励ましてるのか励ましてないのかわからない
遼一の励ましに、直哉は笑えなかった。



そんなこんなで夕食は終了。
各々自室へ戻っていった。



が部屋にいると、隣の部屋の
森崎ツインズ及び勇樹が遊びに誘ってきたが
仕事を片付けなくちゃいけないため 渋々断った。
「終わったら来てね!」
と笑顔で浩司に言われたが
行けそうになかった。



とりあえず今日の分のノートを見ながら
ノートパソコンに入力。
書いては消して書き直し
また消して書き直す。
思うように文章ができない。
ぱっと時計を見ると
時計は既に12時を回っていた。



「嘘。もうこんな時間・・・!?」
部屋に帰ってきたとき
確か8時を過ぎた頃だった。
あれから4時間経っても
レポートはろくに出来ていない。



自分の出来なさ加減に腹が立つ。
今日はもう無理だ、と思い
パソコンを閉じて
ベランダにでてみた。



山間の町の1月の夜は
底冷えがするほど寒かった。
少し風にあたっていただけなのに
身体が冷えてしまった。



ココのお風呂は24時間OKだったはずだ。
手早く用意を持って、お風呂に行くことにした。
暖かいお風呂に十分につかって
身体を温めて、その日はそのまま寝た。



次の日
天気予報どおり、新阪県は1日中雨だった。






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【アトガキ】
雨の日は室内練習〜イエー!
ってことでunite16です。北塚です。
遅くなってしまって本当申し訳ないです!
えー、バツゲームの続きからで
食事風景だけに終わっちゃってごめんなさい。
まぁ次の日は雨ってことで!
雨の日の合宿を・・・成よろしく!



 


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